震災の後、藤田喬平ガラス美術館はどうなったか気になってはいたが
確かめるのが恐いような…。
ある日「1年で1番やさしくなれる夜を飾る 2011ガラス作家25人のクリスマス展」
開催の記事を新聞の片隅で見た。
11月13日
藤田喬平ガラス美術館へ向かった。
去年も一昨年も、クリスマス展は見たけれど
今年の展示品は格段に少なかった。
それでも、作品を一生懸命作ったガラス作家
例年のようにガラスのクリスマス展を開いた美術館の心意気を感じた。
ミュージアムショップは
入り口近くに沢山あったサンキャッチャー、窓辺に飾られていたステンドグラス
ランプに食器、箸置き…み~んな、無くなっていた。
今有る作品は震災で割れなかったのか、その後仕入れられたのかは分からなかった。
震災の時、どうだったのか…作品はどうだったのか…なんて係の人にはとても聞けない。
その時の状況を想像するだけで、どんなに恐かったの伝わってくる。
ほとんど人のいない、一の坊の庭園を散歩した。
静かな庭園では、落ち葉たちだけのティータイム。
ガラスのペンダントを一つ、自分へのお土産に購入した。